九州大学 九州大学 エネルギー研究教育機構(Q-PIT) 九州大学 エネルギーウィーク 2026

Event Report開催報告

「九州大学エネルギーウィーク2026」を開催しました。


石橋総長による開会挨拶
 令和8年1月26日(月)から30日(金)の5日間にわたり、「九州大学エネルギーウィーク2026」を開催しました。
 第10回目となる今回は、「エネルギー分野の英知が垣根を越えて結集: 国際競争の新時代におけるサプライチェーンの未来」をテーマに掲げ、国内外の第一線で活躍する講演者をお招きし、学内外のエネルギー関連組織が連携して様々なイベントを開催しました。
 また、本ウィークに先立ち、関連イベントとして、水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)による「水素先端世界フォーラム&HYDROGENIUSシンポジウム」や、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)と沖縄科学技術大学院大学(OIST)との共催による「I²CNER–OISTジョイントシンポジウム」を開催しました。
 期間中は、国内外の大学や研究機関をはじめ、産業界、行政関係者など、延べ約1,200名の方に参加いただき、盛会の内に幕を閉じました。


<エネルギー研究教育機構(Q-PIT)>

(1/26 Q-PITプレナリーセッション、九州脱炭素化研究会(Q-DeCS)企業賞 授賞式)
 石橋総長による挨拶で開会し、早稲田大学 政治経済学術院 教授 戸堂 康之 様より、「強靭でイノベーティブなサプライチェーンに向けて」と題して講演がありました。続いて、本学の経済学研究院 加河 茂美 主幹教授より、「大量生産・大量消費社会と気候変動:サプライチェーン分析の視点から」と題して講演がありました。
 プレナリーセッション終了後は、Q-DeCS企業賞の授賞式が行われ、「イムラ・ジャパン賞」を総合理工学府 博士課程1年のZHAI Xiazheさんが受賞しました。

早稲田大学 戸堂 様
九州大学 加河主幹教授
佐々木副学長
Q-DeCS企業賞 授賞式

(1/26 Q-PITフォーカストセッションA)
 前半の部では、京都⼤学 化学研究所 教授(株式会社エネコートテクノロジーズ 共同創業者/最⾼技術顧問)若宮 淳志 様にご登壇いただき、「「研究室から実⽤化研究へ︓ペロブスカイト太陽電池のスタートアップ設⽴と実⽤化展開」と題して講演いただきました。
 後半の部では、九州大学 未来を拓く博士人財育成プログラム(K²-SPRING)グリーンイノベーションユニット生、宮本淳弌水素研究奨励賞受賞者および令和7年度Q-PIT「博士課程学生支援プログラム」受賞者によるポスター発表が行われ、参加者同士で活発な意見交換が行われました。最優秀ポスター賞は、総合理工学府博士課程1年の ZHAI Xiazhe さんが受賞しました。

京都大学 若宮 様
ポスターセッションの様子
Q-PITポスター賞 受賞者


(1/27 Q-PITフォーカストセッションB/再生可能エネルギー連携フォーラム)
 2021年に九州・沖縄地区の11国立大学で発足した「九州地区再生可能エネルギー連携委員会」の活動の一環として、「第6回 再生可能エネルギー連携フォーラム」が同委員会とQ-PITの共催で開催されました。本フォーラムでは、9大学より、再生可能エネルギーに関する各大学の取組について講演が行われました。大学関係者をはじめ、産業界からも多くの方にご参加いただきました。

石橋総長による開会挨拶
講演の様子
谷本理事による閉会挨拶
集合写真


(1/27 Q-PITフォーカストセッションC)
 前半の部では、ブルームバーグNEF(BNEF)日本市場アナリストのサディク・ウメル様にご登壇いただき、「AIとトランプ時代のエネルギー転換」と題して講演いただきました。続いて、Q-PITの松﨑 良雄 教授より、Q-PITにおける脱炭素エネルギー研究の概要説明が行われた後、研究推進部門の6モジュールから、各モジュールにおける研究の概要およびこれまでの活動・成果について報告がありました。
 後半のダラム大学との合同セッションでは、「Innovations in Molecular Design and Photofunctional Materials」をテーマに、九州大学とダラム大学からそれぞれ3名の研究者が登壇し、最新の研究成果や今後の展望について講演しました。

 Q-PIT主催のプログラムにおいては、2日間で約250名の方が現地およびオンラインで参加され、学内外の研究者・関係者の交流を深める機会となりました。
ブルームバーグNEF ウメル様
モジュール研究講演
ダラム大学との合同セッション


<カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)>

(1/26 I²CNERアニュアルシンポジウム、1/27 I²CNER Thrustワークショップ、1/28 CESDワークショップ)
 1月26日(月)に、「2026 I²CNER アニュアルシンポジウム」を開催しました。本シンポジウムは「Challenge and Innovation for a Carbon-Neutral Society and Beyond」をテーマに掲げ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた最先端の研究成果を広く発表する場となりました。
 翌27日には2つの I²CNER Thrust ワークショップ、28日には I²CNER CESD(エネルギーシステムデザイン研究センター)ワークショップを開催しました。これらのワークショップでは、各分野の研究者が集まり、最新の研究成果や今後の技術的課題、社会実装への展望等についての発表が行われました。
 3日間のプログラムを通じて、延べ200名を超える研究者・関係者が参加し、国内外から集った多様な専門分野の参加者間で活発な意見交換が行われ、学術交流が促進されました。
 本シンポジウムおよび一連のワークショップは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、産学官・国際連携による研究推進の重要性を改めて確認する機会となりました。

石原所長による挨拶
アニュアルシンポジウムの様子
集合写真


<公益財団法人 九州先端科学技術研究所(ISIT)>

(1/26 サーキュラーエコノミーセミナー~循環のバリューネットワークによる価値共創に向けて~)
講演の様子
 1月26日(月)、アクロス福岡7階大会議室にて「サーキュラーエコノミーセミナー~循環のバリューネットワークによる価値共創に向けて~」を九州大学と福岡市との共催で開催しました。基調講演では、公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センターの中村崇センター長が、サーキュラーエコノミーの付加価値とバリューネットワークをテーマに講演を行いました。また、リックス株式会社・九州大学・ISITより、同分野におけるそれぞれの取り組み・事例などについて紹介しました。当日は、54名が参加され、同分野について理解を深め、今後の取り組みに活かすための有意義な時間とすることができました。


<九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)>

(1/27 九州水素フォーラム2026)
 2026年1月27日(火)、「九州水素フォーラム2026」を開催しました。本フォーラムは、九州経済産業局、九州大学水素材料先端科学研究センター、九州大学エネルギー研究教育機構、福岡県水素グリーン成長戦略会議、INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)及び九州知的財産活用推進協議会の共催により開催され、企業、大学、自治体、支援機関等を対象に実施しました。今年のフォーラムでは、水素の生成・製造分野における先進的なプロジェクトや研究開発に挑戦する大学・企業等の取組に特に焦点を当て、それぞれの具体的な事例や技術的特徴、今後の展望について紹介が行われました。水素社会の実現に向けた最新の研究動向や実証事例が共有されるとともに、産学官連携による取組の重要性について理解を深める機会となりました。当日は、会場参加者約70名、オンライン参加者約100名と、合計約170名の方々にご参加いただき、水素分野に対する関心の高さがうかがえるフォーラムとなりました。

講演の様子

<エネルギー研究教育機構(Q-PIT)、未来社会デザイン統括本部(In²FS)>

(1/29 Q-PIT(FCVI事業)・In²FS(シンクタンクユニット・脱炭素ユニット)合同シンポジウム)
 1月29日(木)にエネルギー研究教育機構のFCVI事業と未来社会デザイン統括本部の2つのユニット(脱炭素&シンクタンク)による、初の合同シンポジウムを開催しました。
 「エネルギーの未来を変える―九大発未来革新技術の展望」をテーマに、外部講師2名と学内講師7名が登壇し、未来予測、GX・脱炭素技術、データセンターの省エネ対策など、未来エネルギー社会に向けた革新技術と社会実装について、最新の議論を展開しました。

尾本総長補佐による開会挨拶
三井住友信託銀⾏株式会社 福田様
ソフトバンク株式会社 藤井様
園田理事による閉会挨拶
ラップアップの様子

【問い合わせ先】

エネルギー研究教育機構
電話:092-802-6934
Mail:eneweek★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください